中国で行われているFIBAバスケットボールワールドカップ2019準々決勝で、NBAスタープレイヤーで構成されているアメリカ代表チームがフランス代表に79-89で逆転負けするという波乱が起こりました。

国際大会でアメリカ代表は無敗記録を続けていましたが、ついに58連勝でその記録はストップ。今大会スコアラーとして活躍しているユタ・ジャズのドノバンミッチェルが29得点取るも、フランス代表にもオーランドマジックのフォーニエやユタ・ジャズのゴベアなどNBA選手らの活躍により逆転を許しました。特に第4クォーターでは、元NBA選手のナンド・デ・コロに立て続けに得点を許し、結果10点差という大差で敗退となりました。

今回のアメリカ代表にはカリーやハーデン、レブロンなどのようなNBAを見ていない人でも知っているようなスーパースターが不在といわれていました。理由の1つに今シーズンを前にしてNBAのFA市場が今までにないほど活況で、多くのスタープレイヤーの移籍が起こりました。新シーズンを迎えるにあたりチーム作りに専念するため出場を回避する選手が多かったといえます。

それでも、今年シャーロットからセルティクスに移籍したケンバ・ウォーカーやジェイソン・テイタム、ブラウンやユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルらNBAでも好成績を残している選手たちを擁している。

しかしフランスのスタッツを見てもNBAのチームで中核を担う選手が多く、今回は対戦前からフランス勝利を予想する専門家も多くいました。