すべては第1クォーターで決まってしまったか・・・。FIBAワールドカップ2019の5位~8位を決める順位決定戦で、アメリカ代表がフランス代表に続きセルビア代表にも負けるという波乱の展開となりました。

第1クォーターは目も当てられない状態。序盤マイルズ・ターナーが先制点を決めるもそこから2分間アメリカの点数が動くことは無く、結局1Q終了時には32-7の大差をつけられる展開。2Qで巻き返すも、先制点以降アメリカがリードすることなく94 ‐ 89でセルビアが勝利をおさめました。

セルビア代表にもボグダノビッチやヨキッチなどNBAで活躍する選手も多く、攻守にわたり全員が活躍する展開。ボグダノビッチがゲームハイの28得点、アメリカはハリソンバーンズが22得点、ケンバウォーカーが18得点と2Q、3Qと点差をつめるも5点差でゲームを終えました。

全員NBAプレイヤーで固めているアメリカ代表ですが、ヨーロッパリーグにも元NBA選手や現役の選手らも多く、今回の結果を見ても圧倒的な強さを見せていたアメリカ1強の時代がバスケットボールの世界では終わりつつあるのかもしれません。

しかし、今回の米国代表はNBAをリードするスタープレイヤーがいない状態ともいわれています。来年の東京オリンピックでは強いアメリカが戻ってくるのでしょうか。